2012年3月27日火曜日

ワーファリン服用中の納豆は本当にNGなんですか?

ワーファリン服用中の納豆は本当にNGなんですか?

ワーファリン服用者です。納豆大好き人間だったが服用に伴い10年以上食べてません。

今後も食べるつもりはありませんが,納豆のビタミンKとワーファリンは,やはり効きを抑える関係にあるのでしょうか?

それが原因でトラブルにつながった事例ってありますか?







ワーファリンは、血液が固まるために必要な血液凝固因子のうち、肝臓で作られる因子の産生を抑えるものです。

その凝固因子の材料がビタミンKになりますので、ワーファリンでわざわざ血液を固まりにくくしているのに、その材料が入ってくれば、凝固因子が産生されてしまうので、ワーファリンの効果が弱まってしまいます。

納豆菌はビタミンKをどんどん作りますし、納豆のその効果は3~4日続きます。



ワーファリンをはじめとした抗血栓薬は、血栓形成を防ぐ目的で投与されています。

人工血管やステント(血管を広げるのに使ったりする医療器具です)、人工弁膜などの異物を入れてる場合や、基礎疾患のある方(血管系の疾患など)に投与されるので、あえて、危険を増やす必要はないと思いますが・・・・



納豆のほかに青汁・モロヘイヤ・クロレラなども禁止です。

ブロッコリー・ホウレンソウ・メキャベツ・ニラなどの青菜にもビタミンKは多めに入っていますが、食べすぎなければ大丈夫です。

なお、ビタミンKは加熱しても壊れにくいので注意です。



また、ビタミンEを多く含む食品は、ワーファリンの効果を強めますので、摂りすぎに注意です。

うなぎの蒲焼・大豆油・胡麻油・玄米・本マグロの赤身などがビタミンEを多く含む食べ物です。








たまに食べたってどおってことはない。

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